第44作 ロケ地マップ

岐阜県 落合川駅

 

きっぷ入れに切符を入れる寅さん。

 

中央西線の落合川駅。

 

きっぷ入れは無かった。

向こう側の家も無くなっているので、木曽川が見えるようになっている。

 

岐阜県中津川市落合

2012年8月訪問

 

落合川駅の看板の前で駅前を見る寅さん。

バスが通り過ぎる。

 

実はこの付近は、21年前(第3作)でも映っている。

寅さんが宿で風邪をひいて寝込んでいた第3作の冒頭のシーンの直前にSLが走るシーンがまさにこの落合川駅のすぐそばなのだ。

 

「おいバス来た!早く来い!」

「おい、ポンシュウ!酔っ払ってんじゃねえ」一升瓶を持って酔っ払っているポンシュウを呼ぶ寅さん。

バスは2人を置いて発進してしまう。

 

貸しボートなどをやっている左側にあった土産屋は無くなっている。

 

岐阜県 中津川市

 

船着き場に船が停泊している。

 

岐阜県中津川市瀬戸980付近

2012年8月訪問 

 

 

 

奇岩・怪石の奥恵那峡下り、船のりば。

ポンシュウが慌てて船に乗ろうとしている。

 

休止のお知らせの看板があり、既に船下りは運航していなかった。

ただ、小屋はロケ当時のまま残っていた。

 

ここは寅さんとポンシュウが降り立った落合川駅よりも一つ南側の中津川駅の方が近い。

寅さんたちは歩いてきたのだろうか?

 

 

柵をくぐってポンシュウを追いかける寅さん。

 

既に柵などは撤去されていた。

左側にあった乗り場案内の看板も無くなっている。

 

休止のお知らせ看板によると、船下りは水不足と土石流で運行できなくなったそうだ。

 

船が出発する。

ポンシュウが呼び止める。

上の小屋の方にいる寅さん。

 

写真に映っているのがポンシュウが立っていた岩だと思われる。

 

 

ポンシュウが、船が行ってしまいがっかりしていると近くに小さな船が停まっている。乗せてもらえるよう頼んでいる。

 

見えているのが、1978年に廃線となった北恵那鉄道の木曽川橋梁。

鉄道を映し続けてきたシリーズだけに落合川駅だけでは終わらなかった。

この歴史ある橋梁は保存されているようだ。

 

その奥は玉蔵橋。

 

乗船場の小屋から下りてくる寅さん。

 

川岸から小屋は木々が生い茂って見えなくなっていた。

鳥取県 鳥取市

鳥取の風景。

 

突き当りの鳥取県庁から手前側にある(本編に鳥取駅行きバスも映る)鳥取駅に走る53号線の若狭橋付近での撮影。

 

この前の俯瞰もこのあたりを手前にして映している。左側一番手前が本編で赤い看板がビルの上に立っている建物。

 

鳥取県鳥取市戎町413付近

2013年5月訪問

 

子どもが川岸で川に落ちたボールを取ろうとしている。

 

鳥取しゃんしゃん祭りが行われている。

この祭りは毎年8月中旬に開催されているので、ロケ用に一部を再現したのではないかと思う。 

 

鳥取県鳥取市栄町107

2013年5月訪問

 

「やけのやんぱち日焼けのなすび…」

バイをしている寅さん。

 

橋が若狭橋。

クスリの書かれているのが本編で鳥取の俯瞰カットで映る吉田一陽堂薬局。

カメラは河原の子どもたちからズームバックしている。

写真の川の対岸に子どもたちがいた階段下あたりが映っている。

 

「誰も客がいねえじゃねえか」

サクラ役のサブが誰もお客さんがいない時に演技をしているので叱る寅さん。

 

寅さんがバイをしていたのは若狭橋がかかる袋川の土手。

 

 

若狭橋のあたりを傘に取り付けられた鈴がしゃんしゃんと鳴るしゃんしゃん祭りの由来となった傘踊りが通過する。

 

 

「サブ。お前高校出たって言ったな」

「ちょっと手紙書け」

サブに手紙の代筆を頼む寅さん。

サブは漢字が書けず、葉書を取り上げる寅さん。

 

 

 

 

鳥取しゃんしゃん祭りの傘踊り。

 

若狭橋の北側から鳥取県庁側を映している。

愛知県 名古屋市

 

泉の母親が満男からの電話を受ける。

名古屋城。

 

及川家の前に映るこの風景だが、第42作で満男が訪ねて行ったマンションとは別の場所。

第42作のマンションはナゴヤ球場が見える場所だったので、それだけでも結構離れていることが分かる。

 

愛知県名古屋市西区城西

2021年12月訪問

鳥取県 倉吉市

 

幼稚園の子どもたちが散歩している。

泉がすれ違う。

 

打吹公園・北側の遊歩道。

 

鳥取県倉吉市仲ノ町3445−1付近

2013年5月訪問

 

泉が遊歩道を歩いていく。

 

 

 

泉が校庭で練習しているブラスバンドを見ている。

 

学校は成徳小学校。

プレハブの体育館らしき建物の屋根は塗り変わっているが同じ。校舎もロケ当時のまま。

演奏しているのは制服を着ているので、近くの高校生だろうか。

泉は高校生だった時のことを回想している。

 

ひろせやの看板。

街のおばあちゃんがシルバーカーを押して歩いている。

 

ひろせやの店舗が左側の家。

ロケ後、道路が横に新しくできた。

おばあちゃんのように歩くのには大通りを横切る必要ができた。

 

鳥取県倉吉市鍛冶町2−2841付近

2013年5月訪問

 

【参考】ひろせやの店内

 

ひろせやの看板は取り外されていたが、店内に置かれていた。

 

ひろせや鍛冶店は、刃物・すき・くわ・かまの製造をされている店舗。

泉が店内を見ているときにも製造中のシーンが映る。

 

泉がひろせやの店内を見ている。

 

ひろせやは閉まっていたので、店内には入れなかったので、店頭から撮影した。

 

向かい側の家は、2階の窓が増えたようだが、玄関や2階の格子などロケ当時のままだった。

 

 

泉が白壁土蔵の立ち並ぶ小さな橋を渡る。

 

このあたりは倉吉の街の導入シーンの俯瞰でも映っている。

蔵を生かした中野竹藝というお店の横。

 

ちなみに倉吉冒頭の俯瞰シーンは、ピンポイントでの撮影にはお店のあるビルに入らせてもらわなくてはいけないので困難だった。

 

鳥取県倉吉市東仲町2573

2013年5月訪問

 

泉が歩いている。

子どもたちが店(駄菓子・ふしみや商店)に走って入っていく。

 

駄菓子屋前の通りは、泉が歩いて行った方向で、カメラ側の後ろが白壁土蔵群がある。

右側は研屋町児童遊園。

 

鳥取県倉吉市新町1-2457付近

2013年5月訪問

 

泉が駄菓子屋・ふしみや商店の店内で買ったアンパンを食べる。

 

駄菓子屋の店内には入れなかったので、店頭から撮影した。

 

泉が鍋を持って豆腐を買いに行く。

店頭を掃除するふしみや商店のおばあさん。

 

ふしみや商店の店頭にはロケの時の写真が飾ってある。

泉がお地蔵様、川のある道を豆腐屋に向かう。

 

下の地蔵尊。

本編では、右側の川を子どもがのぞいているが、訪問時、鯉が泳いでいた。

ふしみや商店のおばあさんに場所を教えてもらった泉の様子だとお店から豆腐屋は近そうに思えるが、結構離れている。

ここは泉が通った鍛冶屋の方が近い。

 

鳥取県倉吉市河来見

2013年5月訪問

泉が食料品店で豆腐を買う。

野菜がたくさん並んでいる。

 

下の地蔵尊のすぐそば。

プレハブの倉庫がある空き地になっている所に豆腐も扱うお店があった。

 

ふしみや商店を出る時に泉がおばあさんに聞いて向かった方向とは逆の場所にある。

 

鳥取県倉吉市鍛冶町2-2876

2013年5月訪問

 

泉が川で遊んでいる子どもたちの脇を歩く。

 

泉のバックにあった小屋が今も残っている。

子どもたちが使っていた川に下りるはしごは当然無かったし、川沿いには柵ができていた。

 

この場所は、ふしみや商店を出て泉が向かった方向にある。

 

鳥取県倉吉市研屋町2490−5付近

2013年5月訪問

 

泉が川沿いの道を歩いている。

 

奥の橋の向こう側の建物は、ロケ当時のまま。

対岸の右側にあったパールはなくなっている。

 

「泉ちゃんか!」

行商の人と話して歩き出す寅さん。

泉に気づく。

 

鳥取県倉吉市研屋町2524

2013年5月訪問

 

泉が寅さんのもとへ走る。

橋の途中まで走る寅さん。

 

橋も整備されたし、川に下りる階段もできている。

 

「どうした?何があったんだ?」

「なんか悲しいことがあったんだな」

「よし、もう大丈夫だ。俺がいるからな」

泉が寅さんに抱きついて泣き出す。

買った豆腐が鍋ごと川に落ちる。

 

 

 

 

川で遊んでいた子どもたちが豆腐の入った鍋を見つける。

 

 

 

 

 

翌朝。

ふしみや商店のおばあさんの孫の車が走ってくる。

 

車が渡ったのは、泉が歩いて渡った橋と同じ橋。

 

 

「それじゃな、おばあちゃん。また寄らしてもらうから」

ふしみや商店のおばあさんの孫が運転する車が寅さん、泉を乗せて出発する。

鳥取県 鳥取市

 

寅さん、泉を乗せた紙漉き職人のふしみや商店のおばあさんの孫が運転する車が走る車窓。

 

海岸線を走る9号線沿いの魚見台。

展望台があり日本海を一望することができる。

 

確かに車は倉吉から鳥取砂丘に向かっている。

 

鳥取県鳥取市気高町八束水

2013年5月訪問

 

泉が「海!」と言った後の海岸線の車窓。

 

青谷海岸。

これは倉吉から行くと、魚見台より手前なので、道順からすると戻ってしまっている。

 

鳥取県鳥取市青谷町青谷2561

2014年5月訪問

 

寅さん、泉を乗せたワゴン車が海岸線を走る。

 

浜村海岸。

気高中学校の前あたりで撮影。

 

鳥取県鳥取市気高町浜村784−51

2014年5月訪問

 

国立公園・鳥取砂丘の石碑。

 

鳥取砂丘ビジターセンターの脇。

駐車場から砂丘に向かう入口にある。

 

鳥取県鳥取市福部町湯山2164−971

2013年5月訪問

 

鳥取砂丘の丘の上に座っている満男。

 

満男が座っていたのは、ちびとらが向かっている正面の高台、馬の背の一番右側の高い所。

 

 

満男が砂丘の丘の上に座っている。

 

馬の背から、砂丘海岸や遠くの岩戸海岸や牛ヶ首などが見える。

 

 

 

「お~い」

ふしみや商店のおばあさんの孫といっしょに満男と泉に向かって手をふる寅さん。

 

寅さんは砂丘に入ってあまり進んでおらず、下り坂を下りきったあたりで手をふっていた。

向こうの木々がある所がビジターセンターや駐車場がある場所。

 

 

「ここの女将はな、俺から銭取るようなことはしねえよ」

店の2階に座っている寅さん。

寅さんの昔からの知り合いの料理屋だという新茶家でさくらに報告の電話をする満男。

 

新茶家は既に営業していないので、裏手から同じ角度で撮影。

千代川の土手、その奥には霊石山。

 

鳥取県鳥取市河原町河原110

2013年5月訪問

 

新茶家に白い車が停まり、女将が帰ってくる。

 

新茶家は満男が電話しているシーン、寅さんが2階で景色を眺めているシーンの後に外観が登場する。

 

ちびとらが立っている玄関から女将(聖子)が中に入っていった。

 

看板には鮎料理と書かれており、満男がさくらに話していたように鮎が食べれたようだ。

鮎釣り中に鉄砲水に流されて亡くなった聖子の夫の墓参りをする寅さん。

 

この墓地は、現地での探索中にロケに関わった方に案内してもらった。

一応、新発見。その時点ではどなたも行かれていないロケ地だった。

寅友が行っていた墓地を訪問したがどうも違うので周辺で聞きこみをすると偶然にもロケの誘致や実施に協力した方にめぐり合うことができたのだ。

 

鳥取県鳥取市円通寺

2013年5月訪問

 

墓参りを終えて歩いている寅さん、満男、泉、聖子。

 

墓地から下りてきた道は、ロケ当時は砂利道だったが舗装されていた。

写真の左側に上っていく坂道があるが、あちらが墓地への道。

 

鳥取県鳥取市河原町稲常

2013年5月訪問

 

「女将さんにそんなご迷惑をおかけするなんてとんでもねえ」

「あいつら大食いだしね」

聖子からもう1泊するようにすすめられる寅さん、満男。

 

歩いていた道の脇には千代川が流れている。

 

夜、宴会が終わり、従業員が新茶家から帰っていく。

 

夜遅くの新茶家では満男と泉の語らい、そして寅さんと聖子が酒を交わす。それを見ていた満男が階段から池に落ちてしまう。

 

夜の新茶家の外観はこの前にも出てくるが、聖子が昼間帰ってきた時とほぼ同じアングルなので割愛した。

こちらは逆向きでの撮影。

 

翌朝。

鶏の鳴き声が聞こえる家並み。

 

こちらの家は再訪時、寅友・小手寅さんといっしょに新発見したSさん邸。

お話も少しだけ伺った。

 

鳥取県鳥取市河原町河原37

2014年5月訪問

 

 

水路で鮎を移すおじいさん。

大根を洗うおばあさん。

 

再訪時、同行してくれた寅友・小手寅さんに案内してもらった。

写真にも看板が映っていることぶきさんの証言で分かったそうだ。

現在は側溝が設置されているが、当時は映っているように生活用水に使っていたのだろうか。

 

鳥取県鳥取市河原町河原46−21付近

2014年5月訪問

 

「だから病院はやなんだよ。こんな大げさな包帯なんか巻いちゃってさ~」

森下医院から出てくる満男と泉。

 

森下医院は看板も撤去され閉院していた。

 

鳥取県鳥取市河原町河原197付近

2013年5月訪問

 

「さっきのあの河原行ってみようか」

自転車で河原に向かう満男と泉。

 

満男たちが向かった方角は新茶家とは逆方向。

手前側が新茶家。

 

 

 

満男と泉がやって来た河原。

 

八東川(はっとうがわ)。

八東川に合流する三谷川の水門管理橋のすぐそば。

 

鳥取県鳥取市河原町今在家

2013年5月訪問

 

「方程式を解くようにはいかないんじゃないか?男と女は」

「あの伯父さんはね、手の届かない女の人には夢中になるんだけど、その人が伯父さんのことを好きになると慌てて逃げ出すんだよ」

八東川の中州で泉の質問に答えて、寅さんの恋愛について語る満男。

 

シリーズの終わりを予感させる作品が続く中、満男が寅さんのことを理解して語るシーン。

 

「綺麗な花が咲いているとするだろ?その花をそっとしておきたいな、っていう気持ちと奪い取ってしまいたいっていう気持ちが男にはあるんだよ」

「奪い取ってしまう方だよ!なんちゃってね~」

泉に自分はどうなのか聞かれて答えながら石を投げる満男。

石が釣り人に当たって怒られる。

 

 

 

バス停の前の寅さん、満男、泉、聖子。

 

千代川、八東川が合流するところに架かっている出合橋(であいばし)のたもと。

このバス停は、ロケ用に作られたセット。

 

右側の山は、新茶家の2階からも見えていた霊石山。

 

鳥取県鳥取市河原町河原76−4付近

2013年5月訪問

 

「大体お前夕べあんなとこで何してたんだ?」

「伯父さん、どうしてるかな~と思って」

バス停で満男が階段から落ちた話になる。

聖子に手をつねられる寅さん。

 

このあたりの家は多くがロケ当時のまま残っている。

 

 

 

バスが走ってくる。

 

バスは鳥取駅行き。

 

 

聖子に声をかけられバスに乗る満男と泉。

「またいっしょに呑もうな」と聖子に別れの言葉をかけられる寅さん。

 

バスが聖子に見送られ走っていく。

 

橋は出合橋。

左側の倉庫は河原工業でロケ当時のまま。

 

満男と泉のストーリーになって以来、2年前の礼子の妹である寿子、去年の泉の母・礼子と違って、初めて今回は寅さんゆかりの女性・聖子が登場した。

ただ、たった2日の物語に終わり、聖子とは寂しい別れになっていて、なんともいえない思いでロケ地を後にした。

鳥取県 鳥取駅

 

寅さん、満男、泉を乗せたバスが到着した鳥取駅。

 

寅さんは旅の途中、鳥取駅近くのしゃんしゃん祭りでバイをしていたので戻ってきた。

 

ものすごい数のタクシーが停まっていて驚いた。

 

鳥取県鳥取市東品治町111

2013年5月訪問

 

みかんなどを手にホームを歩く寅さん。

 

鳥取駅の1番線ホーム。

1番線であることはこの後のシーンでしっかり映る。

 

寅さんが買い物をしたと思われる売店・キオスクは、売店の文字やキオスクの文字などがロケ当時の雰囲気を残している。

駅弁のカウンターもあるのでここだろう。

 

満男と泉を乗せた特急はまかぜが鳥取駅から出ていく。

 

はまかぜの名の由来は鳥取砂丘に吹きつける浜風からきているという。

砂丘で再会した2人にぴったりの列車。

今では、鳥取駅と大阪駅を結ぶのはスーパーはくとが主流だが当時ははまかぜ。

 

左側のビルは新しいのでロケ当時のまま。

 

鳥取県 鳥取市

幸鮨、ことぶき寿司の看板のかかっている商店街のアーケードを歩く寅さん。

豊楽の旅館の案内看板を見て路地を曲がる。

 

幸鮨やことぶき寿司の看板はなくなったが、アーケードは残っていた。

※最新情報・幸鮨の建物は取り壊され、アーケードも撤去されたそうです。

 

鳥取駅鳥取市栄町510付近

2013年5月訪問

 

【参考】幸鮨

 

幸鮨は閉店して、テナント募集の看板が出ていた。(2013年5月)

 

 

「部屋は1つ空いてるけん?」

旅館の前で掃除をしている従業員に部屋が空いているか聞く寅さん。

 

寅さんが好む駅前旅館街はガラリと変わっている。今だと寅さんは宿探しに苦労しそうだ。

 

喫茶店・瀬里奈の建物はオレンジ色に塗り変わっているが同じ。

掃除をしていた人が働く旅館は田田という店になっている。

その奥の建物はロケ当時の雰囲気を残す。

鳥取県 湯梨浜町

 

はまかぜの車窓。

 

山陰本線の泊駅~青谷駅間の石脇海岸。

 

海岸にはロケ当時のまま残っている家がある。

 

鳥取から大阪行きのはまかぜに乗った満男と泉だが、鳥取駅より手前の風景を見ている…。

 

鳥取県東伯郡湯梨浜町小浜795付近

2014年5月訪問

泉が寅さんにもらったチョコレートを食べる時のバックの車窓。

 

湯梨浜町泊支所付近。

特徴的な三角屋根の建物は青く塗り替えられたが同じ。

 

動画撮影して画像処理した。

 

鳥取県東伯郡湯梨浜町泊534−1

2014年5月訪問

 

その後、すぐ映るのが湯梨浜町泊支所。

 

9号線の役場泊庁舎の信号付近。

 

前の石脇海岸よりも更に鳥取駅より手前を走っている…。

 

鳥取県東伯郡湯梨浜町泊534−1

2014年5月訪問

鳥取県 鳥取市

 

目が合ってほほ笑む満男と泉。

泉の手を握る満男。

 

山陰本線宝木駅そばの河内川橋梁。

 

ようやく少しずつ鳥取駅に近づいている。

間違って大阪とは逆方向に行ってしまって、戻っている?…。

 

鳥取県鳥取市気高町宝木

2014年5月訪問

兵庫県 豊岡市

 

はまかぜの車窓。

 

山陰本線の佐津駅~竹野駅間。

一気に鳥取県内から車窓は兵庫県に飛ぶ。

 

切浜海岸、淀の洞門を映す。

よく見ると11号線の切濱橋、ロケ当時の雰囲気のままの橋のたもとの家なども見える。

 

兵庫県豊岡市竹野町切濱2

2013年8月訪問

 

【参考】淀の洞門

 

せっかくなので、淀の洞門の近くまで行ってみた。

切浜海岸は海水浴場でもあり、8月だったので、この後、少しだけ海水浴を楽しんだ。

鳥取県 安部駅

「おじきとしてな、当たり前のことをしただけだよ」

鳥取駅で満男、泉と別れた翌日、柴又に電話してさくらと話す寅さん。

 

若桜鉄道の安部駅。

 

寅さんは鳥取駅近くで泊まって、因美線、若桜鉄道と乗り継いで安部駅にやって来たようだ。

 

鳥取県八頭郡八頭町日下部

2013年5月訪問

 

「帰りたいのはやまやまだけどさ~」

「満男から聞いたろ?何もかも」

さくらにどうして満男といっしょに帰ってこなかったのか聞かれて答える寅さん。

 

みんなで乗ろうの木の板に手書きで書かれた看板や絵が本編を見て気になっていたが、こうなっていたのだ。

 

 

 

「え?聞いてない?」

「なんでもないよ」

 

寅さんのバックの家はロケ当時のまま。

 

 

 

「おいちゃん、おばちゃん達者か?」

「満男のやつ、黙っててくれたか。あいつもだいぶ成長したな」

電話を切る寅さん。

 

駅前を走っているのは482号線。

 

駅舎内の構造は変わっているので、本編アングルのようには撮れなかった。

 

 

「切符1枚おくれ~」

切符を求める寅さん。

列車の中で買うように言われる。

 

訪問時は駅には人がいなかった。

駅のホームの向こう側の家はロケ当時のままのようだ。

 

 

改札口を通ってホームに出てくる寅さん。

 

 

ホームで列車を待つ寅さん、ポンシュウ、サブ。

 

安部駅は登録有形文化財に指定されている。

駅の入口には「男はつらいよ」のロケ地看板も設置されている。

 

駅舎や待合室など、ロケ当時のまま保存されている。

 

岐阜県 中津川市

 

着物姿の女性たちが初詣に向かう。

 

冒頭に寅さんが旅をしていた中津川市の蛭川。

この後、登場する安弘見神社に近い大橋酒造の前の小さな橋。

 

岐阜県中津川市蛭川中切1119−1−1−2

2012年8月訪問

 

ポンシュウといっしょにバイをしている寅さん。

 

安弘見神社。

杵振り花馬祭りが行われている。

 

参道を駆け上がる花馬の背中に乗せられた花を奪い合う祭で持ち帰るとご利益があるという。

 

岐阜県中津川市蛭川中切1033−1

2012年8月訪問

 

安弘見神社の鳥居。

大勢の初詣客。

 

 

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